一方、ウインドウズに対応して画面の解像度(ドットの密度)を自由に変えられる方式(周波数自動追従式)がほとんどです。
最低でも640x480(横x縦)ドットから性能の高いものでは1024x780程度の高い解像度まで自在に設定できます。
液晶式でブラウン管式のものと同等の大きさのものを作ることは、技術的にもコスト的にも現在では、まだ困難です。
液晶式、特にカラーのものは、価格が高いこと、画面の描画速度がブラウン管式のものと比較すると遅いため、ゲームのような動きの早いソフトでは、見にくいこと、画面を斜めから見た際に見にくいこと、画面のコントラストが比較的低いため明るい場所では、多少見にくいことなどが短所としてあげられます。
一方、軽いことと薄いことはブラウン管式のものと比較した場合に著しい長所です。
また、高い解像度の場合は、文字が小さくなり見にくいため15インチよりも17インチ以上のディスプレイが適当です。
なお、以上は、WINDOWSを使用する場合であってMS−DOSを使用する際は、いずれも640X400(DOS−Vは480)ドットとなります。
この場合、17インチ以上のディスプレイでは、文字が逆に大きすぎると感じられます。