LANLANパソコン(東京パックス/南中野パソコン教室のLAN化日記)

1.ASAHIパソコンを読んで 1998/4/12

  前々から、教室のパソコン3台と他の1台をつないでLANを作りたいとは、考えていた。
 また、WINDOWS/NTを導入してサーバー・クライアント形のシステムを勉強したいとも思っていた。
  LANボードだとかハブだとかのハードは、数年前に比較してずいぶん安くなったとは、わかっているが、ソフトの方がわからなくなった。というのは、少し前のLANの本というと必ずNETWAREを推薦しているものが多かった。
 どうも、最近は、違うようだ。WINDOWS/NTの方に勢いがあるみたいだ。
 しかし、NTをいきなり導入するのは、難しそうだし、費用もかかる。LAN化を考えているといつも、このあたりで考える気持ちが薄れていく。
 そんなところに助っ人が。
 きっかけとなったのは、98/4/15号のASAHIパソコンだった。
ここでは、WINDOWS95パソコンでLANを構成する例が具体的に掲載されていた。
 もちろん、過去の本にもそのような例が掲載されていたが、それは、なんとなくおまけ的であったように思う。
 この記事は、家庭でも実現可能なように書いてある。家庭でLAN。らんらんパソコンである。
 これならできそうだ!
 早速、手元のメルコのカタログで当たってみると最近は、10BASE-Tより10倍早い100BASE-TXがお勧めであるという。
 しかし、100BASE-TX用のLANボードは、PCIバス用だ。
 教室の3台のNEC PC9821Xa13は、PCIバスを搭載しているが、手元のAP3には、PCIバスがない。では、10BASE-Tでいくか。その方が予算的にも楽だ。
 しかし、将来性を考えると100BASE-TXの方がよいという暗示には、逆らえない魔力がある。
 えい!ままよ。 10/100BASE兼用で、当面は、10MB/Sで設定し、AP3が引退したら100MB/Sの高速LANだ。決まったぞ。

LAN導入以前

※ 図は、LAN導入以前の教室の3台のパソコンとプリンタ類及び隣室にあるパソコンとの接続を示している。
ここで「PS」は、プリンタ切り替え器(1:4及び1:2の手動式)である。
また、「MULTINA」は、NECのレーザープリンタ+FAX+コピー機能を持った機械(Ai7000)である。教室内の各パソコンからプリンタを使用する際は、切り替え器を使い、隣室のパソコンから印刷する場合と4台のパソコン間のデータの交換やコピーは、FDで行っている様子も表している。
なお、TAは、ターミナルアダプタ、Mは、モデムである。電話機やパソコンは、絵で分かると思うので特に説明していない。