LANLANパソコン(東京パックス/南中野パソコン教室のLAN化日記)

21.UPS(無停電電源装置)の設置 2002/6/1

(1)はじめに

 そろそろ、雷の季節である。
雷では、当方は、痛い思いをしている。だいぶん、以前になるが落雷により、電話機をやられた。
 電柱から我が家までの引き込み線に落雷したのだ。
これに懲りて、現在では、異常電流をシャットアウトするためのサージ防止装置を各コンセント等に接続している。

(2)UPSの設置

 とはいうものの停電してしまうとお手上げである。そこで、せめてサーバーだけでも保護する目的でUPSを設置することにした。
 以前は、UPSというと、重くて、高価でメンテナンスも大変というイメージがあったが、現在では、ずいぶん簡易な機種が出てきている。
 私は、定評のあるAPC製の「BK500JS」を選択した。BK500JSは、小型で最大15分程度のパックアップ時間が望める。
 また、WINDOWS/NTサーバー側との間にシリアルケーブルを接続して、停電時にシステムのシャットダウンを行わせることも可能である。
 同システム添付のソフトは、Windows9X、2000、NTに対応している。XPには、未対応であるが無償バージョンアップを受けることで使用できる。
 価格は、APCストアーで定価27800円、ヨドバシ価格では、19800円とお手ごろ価格である。
 詳細は、次を参照のこと。
 http://www.apc.co.jp/

(3)UPSのテスト

 UPSのテストを行った。
実際、いざというときに役に立たないのでは、意味がない。テストは、必要である。
 さて、サーバーHUMIZUKIとUPSを接続し、UPSの保護コンセントに本体及びディスプレイの電源ケーブルを接続する。
 また、シリアルケーブルでサーバーのCOMポートとUPSを接続する。
 次にWINDOWS/NT用のソフトをインストールした。
 しばらく稼働させている状態でUPSの電源ケーブルを外した。約2秒間隔でピーピーという音がしているがサーバーは、正常に稼働している。
 そのまま5分経過するとNTのシャットダウンが始まる。5分以内に電源を接続すると(停電が回復すると)システムのシャットダウンは、行われない。
 特に問題は、ないようである。ひとまず安心である。
 なお、UPSとの通信が正常に行われている状態では、システムの起動時にイベントビューアにその旨のログが残る。