前回の記事で「Windows2003のSP1のセキュリティ構成ウイザードを適用できない」と書いたが、その後、何回か試してみると、うまく適用できることが分かった。
セキュリティオプションについては、マイクロソフトの「Windows Server 2003 セキュリティ ガイド」が詳しい。
総ページ数約340ページという膨大なものであるが、その中の「メンバーサーバーのベースラインの作成」にある「セキュリティオプション」の章が参考になる。インターネットからPDFファイルとしてダウンロードできる。
なお、参考書としては、インストール時にお世話になった「Windows Server 2003ネットワーク構築ガイド」の発行元の秀和システムより「Windows
Server 2003逆引き大全(660の極意)」が発売(2006/3/25:3150円)になった。
これは、前述の本を構成しなおした感はあるものの、新たにR2に対応したほか、細かく(なんといっても660個!)分かれている
ので、ササッと調べたいときに便利である。サイズもA6版と小さいのでサーバーの脇に置いていても邪魔にならない。
サーバー管理者の方は、持っていても損はないものと思われる。
2006/6/12に「世界最高性能のインターネット用時刻同期サーバによる日本標準時配信の開始 」というニュースがあった。
独立行政法人「情報通信研究機構」が発表したものだ。
これまで、パソコンの時刻をインターネットを利用して校正しようとすると、接続先は、たいてい、海外のタイムサーバを参照するようになっていた。そのため、当方では、以前、書いたようにハードウェア(シーデックス社製の電波時計)により日本標準時に合わせてきた。
これは、安価で、しかも、正確に時刻を伝えてくれている。
ただ、福島県の〈おおたかどや山〉からの長波(40KHz)の伝播状況が悪い場合もある。主として雷雲などの影響かと思われるが、これにより時刻が正確に取得できないことがある。
そのため、この新しい時刻標準には、大きな関心がある。近々、試してみたいと思っている。
ご興味のある方は、http://www2.nict.go.jp/w/w114/stsi/PubNtp/をご覧下さい。
なお、本件については、「日経NetWork」2006/8号の68ページにその概要が掲載されていたため、気がついたことを付記する。
本項も日経NETWORKの8月号の「LANケーブルの自作」という記事に啓発されて、早速試してみたものであるので、やや、気が引けるが、夏休みの工作のつもりでご覧ください。
動機は、記事にも記載があるが、とぐろ状のLANケーブルの始末である。ハブからパソコンなどまでの長短が様々でその多くが3mや5mのものである。
今でこそ様々な長さのものが販売されているが、かつては、短いものは、少なかった。そのため、10mや20mのものなどの手持ちもある。
ところがルータやハブなどの接続長は、15cmや30cm程度でよいものもある。結局、余りは、だらだらと後ろに垂れ下がっている。
なんとかしたいとは、思っていたところにこの記事である。
早速、ヨドバシカメラ新宿西口「マルチメディア館」に行ってきました。
必要なものは、「かしめ工具」と「RJ-45コネクタ」である。
エレコムから出ていたかしめ工具(3120円)は、ケーブルの皮むき機能も付いていて価格も手ごろなので購入した。
また、サンワサプライ製のコネクタは、2種類(単線用とより線用)がそれぞれ、50個入りで2620円と2200円であった。
当方にあるケーブルがより線か単線かが不明であったので、とりあえず、2種類を購入した。
詳しい内容は、上述の記事を見て欲しいが、かしめ工具の説明書にも簡単な説明は、付いている。
非常に簡単とは、言えないが、不器用な私でも、5本ほど作っているうちに、15分程度で1本を作成できたので、この種の工作としては、簡単な部類であるといってもよいだろう。
ここでは、線の並べ順を書いておく。ストレート用では、2種類あるが、私は、下のように並べた。
1.白/橙(白い線と橙色の線がよってあるが、そのうちの白い方の線のこと。以下、同様)
2.橙
3.白/緑
4.青
5.白/青
6.緑
7.白/茶
8.茶
上記は、両端のコネクタで同一の順番にする必要がある。
細い線なのでコネクタに差し込むところで順番がどうしても違ってしまうことがある。その場合は、抜いてから何回かやり直している
うちになんとか上記の順になる。ここのところが難しい人もいらっしゃるかもしれません。
お陰で、ずいぶんとスッキリとした。