LANLANパソコン(東京パックス/南中野パソコン教室のLAN化日記)

6.FAXの設定 1998/4/26

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 前回(4/12)にモデムに直接、接続されているパソコン(五月)以外からは、FAXが送れないことを書いた。
 しかし、その後、次のように設定すれば、他のパソコンからも送ることができるとわかったので、今日は、そのことを書く。
 まず、五月では、通常のようにモデムをインストールする。
 ちなみに当方のモデムは、SonyのSMD280である。わりとマイナーな機種である。Windows3.1の時代のものであって、Windows95では、標準の28800bpsモデムドライバを使用していた。
 しかし、今回、Sonyのページから専用のドライバをダウンロードしてセットした。雑音が少ないときは、28.8Kbpsで接続でき、以前より速くなった。
 このように周辺機器については、時々、ホームページをチェックしてドライバソフトを新調しておくことが大切である。
 
 少し、脱線するがISDNで使用しているNTT-TEのMN128(初代)については、回線速度が38.4kbpsではないか? と常々、疑念を抱いてきた。
 今回、ファームウェアと設定ファイルを最新版にアップデートしたところ格段にスピードアップした。接続時も以前は、数十秒かかったのが数秒で接続する。全く、目がさめる速度である。
 どうも、これまで64Kbpsで接続していると思っていた(接続のメッセージ)が違っていたようだ。MN128(初代)のように旧型を使用している方は、新しいファームウェアと設定ファイルをダウンして使用して下さい。

 さて、五月のExchangeのツールからMicrosoft FAXをクリックしてオプションをクリックする。
 すると、さきほどインストールしてあるSMD280が使用できるモデム一覧の中に表示されるので、「使用するFAXモデムに設定」をクリックして、更に「ネットワーク上の他のユーザーにモデム使用を許可する」にチェックを付ける。その横のモデムのプロパティをクリックして「共有する」、アクセス権の設定で「フルアクセス」にチェックをついていることを確認する。デフォルトでは、共有名は、「FAX」となっている。
 他のパソコン(如月たち)の設定は、次のようにする。
 ExchangeのサービスにMicrosoft FAXを追加する。この際、使用するFAXには、先ほどの五月のネットワークFAXを指定する。この場合は、¥¥Satuki¥FAXのように。
 なお、ツールのオプションから配信の中でメールよりもFAXトランスポートを上に位置するようにする。こうしないとFAX先の電話番号をメールアドレスとして解釈して送り先がないというエラーになるようである。
  FAXを送信する場合は、Exchange又はアプリケーションの印刷メニューから「Microsoft FAX」を選択する。筆者の場合は、後者の方を主として使用している。 この際は、プリンタの仲間として「Microsoft FAX」が入っている必要がある。