モデム


モデムは、パソコンの通信機器接続端子と電話回線との間に接続する機器で、電話回線を流れているアナログ信号とパソコンのデジタル信号とを相互に変換する機器です。
これにより電話回線を通じて他のパソコンやネットワーク(のコンピュータ)と接続しパソコン通信やインターネット等の利用が可能となります。


変換できる速度については、28.8kbps等の表示がなされており、これは1秒間に最大28800ビットのデータをやりとりすることができることを示しています。
ただし、回線の状況、相手方のモデムの状態等により最大速度を下回る実効速度となる場合が多いようです。
なお、ふつうの電話回線を利用する限り28.8kbpsは、ほぼ限界であると考えられています。
ただし、ISDN(Integrated Service Digital Network)(総合デジタル回線網)を利用する場合で相手方がISDNに対応している場合は64kbpsから128kbpsで通信が可能となっています。
この場合は、モデムの代わりにTA(ターミナルアダプタ)及びDSU(デジタルサービスユニット)が必要となります。
また、事前にNTTに出向き使用手続きの申請とNTTによる回線工事が必要となります。






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