2000年10月のご挨拶

更新日:2000/10/1

 WINDOWS Me

  WINDOWS Meが、発売になりました。売れ行きは、例によって好調のようです。
 すでに入手した方がいらっしゃいますでしょうか。
  当教室でも、入手・稼働させたいとは、思っていますが、WINDOWS Meは、NEC PC98の旧シリーズでは、稼働しないため、残念ながら、採用は、しない予定です。
  これに対してWINDOWS2000の方は、旧98シリーズにもインストールすることができますので、稼働させることは可能な状況には、あります。
  ただ、WINDOWS95、WINDOWS98、WINDOWS/NT4.0と3台のパソコンに割り振っている現状では、WINDOWS2000を入れる余裕がありません。
  考えられる選択肢としては、WINDOWS95を廃止して、WINDOWS2000を採用するという方法ですが、いまだ、WINDOWS95を採用されている会社等もあり、95をすぐに廃止しするということは、難しいのです。
  これで、来年の4月以降にWINDOWS2000の後継OSである、Whistler(開発コード名)が発売される? というのですから、大変です。
  アプリケーションのバージョンアップも大体1~2年に1回のペースですし、これにOSもこの調子でバージョンアップを繰り返していくというのは、追随する方も息が切れます。
  ところで、LINUXの方は、IBMがサーバー用途として、全面的に採用していく方針を打ち出し、他メーカーもLINUXをWINDOWS/NTと同等程度まで重視していくようです。
  現在のところ、LINUXの問題点は、アプリケーションが少ないこと、日本語への対応が遅れていること、ユーザーインターフェースのGUIへの対応が遅れていること、等ですが、これらの問題点も順次、解決されていく様相を呈しています。
  私も、そろそろ、LINUXの勉強をした方がいいのか、などと考えるこの頃です。
 「桐一葉、落ちて天下の秋を知る」という、言葉がありますが、まさに、この「一葉」は、マイクロソフトの天下がすでに頂点を過ぎて、後は下り坂になっていくことを示唆しているのかも知れません。
  いろいろ、考えさせられる今日、この頃です。
 
  では、皆様、お元気でお過ごし下さい。また、来月、お会いしましょう。
 


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