パソコンの出荷状況

大型コンピュータからパソコンへの移行にともないパソコンの出荷数量や家庭に対する普及率は
上昇しています。

すなわち、日本電子工業振興協会がまとめた1996年度のコンピューターの総出荷出荷実績は、866万台であり、
前年度比25%と大きく増加しましたが、1997年度は、景気の低迷傾向を受けて横這い傾向となるもようです。

また、家庭における普及率は、経済企画庁の97/3時点の調査では、約22%と前年度比5%の増加となっています。
この背景には、WINDOWS95の影響があったものと考えられます。
しかし、本当に使いこなしている家庭の割合は、かなり低いものと推察されます。
パソコンの使い勝手は、テレビやビデオに比較してまだまだといった感が強いのです。
それでもいわゆるマルチメディア指向のパソコンの普及などにより家庭への普及が更に進むことは間違いありません。

前へ戻る