WINDOWS 3.1
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WINDOWSの登場
日本では、1993年、Ver3.1に至ってようやくWINDOWSが普及し始めました。
日本での普及が遅れたのは、日本語処理ためCPUに対する負荷が大きく、画面表示が遅いことや一太郎やロータスといった特定のアプリケーションソフトが動けばよいといった考えがあったためと考えられます。
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マルチメディア
WINDOWS3.1では、文字ばかりでなく、音や画像といったものを扱うことができるようになり、マルチメディア時代にあったOSとなりました。
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複数のウインドウ
WINDOWSでは、画面をデスクトップ(机上)にたとえ、そこに複数のソフトをそれぞれ窓にみたてて容易に切り替えて利用できるようになりました。
さらにカットアンドペーストを利用してソフトウェア間でデータのやりとりを行えるようになりました。
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アイコンなどの操作性の向上
ファイルやプログラムは、ユーザーにとって直感的な操作がしにくいものでした。そこでそれぞれをアイコン(絵表示)で表すことによりコピーや削除といった操作が理解しやすくなりました。
これをGUI(グラフィカルユーザインターフェース)といいます。
また、WINDOWSで動くソフトに対してその操作方法の大枠が定められているためマウスやキーの操作方法をソフト毎に覚える労力が軽減されています。