会員の皆様へ(2009年1月のご挨拶)

振動、その永遠なるもの

目次

 初笑いクイズ
 佐武と市捕物控
 マンガ 日本経済入門
 景気変動
 地球温暖化と太陽活動
 終わりにあたって
 おまけ 裁判員制度 ハンタイ

初笑いクイズ

 新年明けましておめでとうございます。
 本年が皆様にとりまして、幸多き年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
 また、併せまして、南中野パソコン教室をどうぞ、今年もよろしくお願い申し上げます。
  ところで、昨年は、無事、北京オリンピックが終わりましたね。
 中国といえば、諸子百家。それにちなむクイズです。
 上掲のイラストに6人の「わたぅし」がいます。それは、誰々でしょう?
 もう、賢明な皆様には、お分かりでしょうが、念のため、このページの一番最後に答えを掲載しましたので、ご笑覧下さい。
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佐武と市捕物控

 さて、マンガ家(後年、萬画家と自称された)、「石ノ森章太郎」(1938年1月25日~1998年1月28日)氏の名作、「佐武と市捕物控」は、私が高校生か予備校生の頃だった、1968年(昭和43年)にテレビで放映されました。
 「佐武と市捕物控」の原作は、少年サンデーに連載され、その後「ビッグコミック」に移ったものでした。大人向けのアニメということで、最初は、夜9時台に放送され、後に7時台に変更されました。
 これは、例の頼りになる「テレビドラマデータベース」(http://www.tvdrama-db.com/)によりますが、全52話(1968/10/3 ~ 1969/9/24)が放映されたとのことです。
 『罪は憎いが憎まぬ人を、切るも縛るも人の為。闇を切り裂く男意気、おぼろ月夜の佐武と市!
 という冒頭のナレーションは、芥川隆行氏。実に、かっこよかったですね。

 現在、手元には、左図に掲げたソフトバンク発売の「マンガCD-ROM倶楽部」(Vol3、4)に「1話」~「46話」の原作(静止画)があります。
 Quick Timeがインストールされているパソコンでは、再生できます。
 目次を見返してみると、ウィキ記載のテレビ版のタイトルとは数だけでなく名称も異なっているようです。
 なお、「佐武と市捕物控」のテレビ版の動画は、販売されているようですが、画質は、あまりよくないとのことです。

 同氏の作品では、これより少し前に、雑誌「COM」に連載されていた「ジュン」という作品を見たときの衝撃が、私にはもっとも大きかったように思います。
 「ジュン」は、従来の「マンガ」とは完全に一線を画す作品でした。
 少年「ジュン」の心象風景をモノクロの絵に置き換え、セリフは、ほとんど無く、一方、絵の完成度は極めて高く、絵で描いた「詩」というべきものでした。
 いずれにしても、(多感だった。今でも?)私の心にずしんと響きましたね。
 雪が降り積もっている中をジュンの足跡だけが点々と続いているシーンなど、まるで、いにしえの墨画のようでした。

 おそらく、石ノ森章太郎(本名:小野寺章太郎)氏の生まれ故郷、宮城県登米郡石森町(いしのもりちょう、現 登米市中田町石森)で氏が幼い頃から親しんだ心の風景なのでしょう。
 こうした雪景色の描画などのジュンで試みた表現方法は、「佐武と市捕物控」の中で随所に生かされていたように思えました。
 後年知ったことですが、「ジュン」をめぐっては、当時の漫画界の神様的存在であった手塚治虫氏(1928年~1989年)の嫉妬を招き、一時休載したほどだったというのも、むべなるかなと思います。

 同氏の経歴は、公式サイト(http://www.ishimoripro.com/)に詳しいです。
 氏が19歳頃に、ともに上京していた最愛の姉を亡くしています。
 この姉の死は、おそらく、氏にとって最もつらい経験であったでしょう。
 「お姉さん」らしき影は、作品の随所に登場します。
 たとえば、「幻魔大戦」(平井和正作:石ノ森章太郎 絵)中の主人公の姉で、死んでもなお、主人公を守る姿にも現れているように思えます。

 石ノ森氏が亡くなられて、はや10年、今あらためて、「ジュン」を読みたいと思ったのですが、手元にはなく、既刊のものとしては、文庫サイズではあるようですが、大きな誌面でということになると入手困難です。
(「Jun」という本があるようです。パイオニアLDC:2003/1刊:中古価格約6千円)。
 「石ノ森章太郎萬画大全集」(http://www.ishinomori.com/news/index.html:角川グループ)には、収録されているでしょうが、かなりの金額と分量(全セット:約60万円:個人コミック全集としては、ギネスブック認定の500巻!。2008/11で全巻刊行)なので、氏の作品のすべてを見たい方は、図書館等で見るしかないでしょう。安易に購入すると、たいていの方は、置き場所に難儀しそうですね。

※ 2011年9月16日に『ポット出版』より、『ジュン』(石ノ森章太郎 著)、第0巻~第4巻が発売されました。

(2017年4月11日 追記)
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マンガ 日本経済入門

石ノ森章太郎氏の「マンガ 日本経済入門」(日本経済新聞社:1986年11月初版)は、バブル景気(1986年~1991年頃)の始めに発売されました。
 そのため、現在、読み返してみると、隔世の感がある部分もあります。
 バブル景気後の失われた10年(1992年~2002年頃)を経て、ここ数年、だいぶん、日本の景気動向は、改善されつつあったように思えました。特に、2007~2008年の新卒者の就職率は、久々に良かったようです。

 ところが、ご承知のように、2007年夏頃に顕在化した米国のサブプライムローン(低所得者向け住宅ローン)問題により世界景気は、2008年秋口から急激に悪化しました。トヨタ自動車でさえ、2008年度の単年度では、赤字になるという予想を発表しました。
 この種のデリバティブ取引については、高度の金融工学を駆使したと称し、米国の新産業であるとまで喧伝されていたにも関わらず、あっけなく、その馬脚を現したとも言えるでしょう。
 日本のバブル崩壊時では、異常な高値となった土地の価格が急落し、金融機関の不良資産となり、それが金融機関の体力低下につながり、貸し渋り、貸しはがしにより、国内産業がふるわなくなり、景気を長期間にわたり冷え込ませました。
 しかし、主として、その影響は、日本国内に限定されたといってよいでしょう。
 ところが、今回のサブプライムローン問題では、その不良債権を一部含んだ債券が優良債券と格付けされ、そのため世界中に販売され、この問題は、アメリカ国内にとどまらない深刻な影響を世界中にまき散らしてしまいました。

 そういえば、「日本経済入門」(合本:352p)にも、主人公の「佐和子」(米国の大手銀行のシニアエグゼクティブという設定)の恩師である経済学者「舟岡先生」が、アメリカの銀行業務に関連して、
 「何のものも生まんマネーゲームにうつつを抜かすと・・国が滅びるとワシは常々警告しとるのに、目先の金に目の眩んだバカ共が先のことを考えずに金儲けに走るからとんでもない事になるんや!!」と言わしめていますね。
 このセリフ、その後の日本のバブル崩壊、ライブドア騒動、今回のサブプライムローン問題にも、当てはまりすぎて怖いくらいです。

 また、同書には、まさに目下、その救済が火急の課題となっている自動車産業のビッグスリーについての章もあり、その衰退の病根についても記載されています。
 このことは、佐和子(世界一位の自動車メーカー BM(もちろん、「GM」という見立て)担当)が米国に進出した「トヨテ自動車」(「トヨタ自動車」という見立てなんでしょう。そのまますぎますかな)の現地工場を見学して漏らしたセリフにも現れていますね。
 「・・(米国の)トヨテ工場を拝見してやはり--、ハーバード流経営は、人間を単なる労働力提供者としてしか見ていない事がよくわかったわ」(445p)

 脇道ですが、このセリフ、最近の非正規雇用問題にも、またしても、ぴったり過ぎます。
 「派遣労働者」は、まさに、この言葉どおり、派遣業者にとっても、派遣先企業にとっても労働「者」ではなく、単なる労働「力」です。
 (もちろん、一部の良心的な業者さんはいるとは思うのですが、全体としては、こういう事かと思われます)
 派遣業法の改悪に外圧が利用されたという話もあるようですが、この解決には、労働者を「者」(人)として見るのか、それとも単なる「力」(機械)としか見ないかという根源的な問いかけが必要でしょう。
 派遣制度を説明する際に、よく言われる『近年の多様な就業形態に対応するため・・』は、まさに、役所の内部用語でいうところの「お経」(「ありがたいように聞こえるけど中身はちんぷんかんぷんで全然分からない」ものの例え。(仏教関係者には失礼!))にすぎません。
 なんら、現行の派遣制度を正当化する「理由」ではありません。
 最近のニュースを聞いていると、この文言があたかも派遣制度に対する「免罪符」のごとく、使われているのには、あきれます。
(注:免罪符という言葉は、キリスト教のものですね。仏教では、いわゆる「お札」や「護符」にあたるのかな? しかし、「お札」という言葉をこういう文脈の中では使いませんね。(キリスト教徒でない)日本人にとっては、「原罪」という概念が元々ピンと来ませんし、「お札」は、(特に現代では)「極楽浄土への切符」と感じられず、現世の御利益向上や魔除けに役立つカードにしか感じられないのです。そのため、「お札」という言葉は、「免罪符」のような「天国への切符」という明確な意味に結びつかないからでしょうね。長い注をごめんなさい)

 さて、閑話休題。
 更に別の章(ヒドン・アセット/土地問題)では、土地や株券について、辰巳グループ(西武グループの親会社であったコクドの「堤」という設定でしょう)の資産形成と税金、相続対策まで、辛口の話題が載っていますが、その後、まさか、まさか、株券の電子化ごときが引き金となって、泣く子も黙るとまで言われた、旧コクドの会長  堤義明氏がその座を追われるなどとは。さすがに、事実は、小説よりも奇なりです。
 今は、「含み」という言葉は、「含み損」のように感じられてしまいますが、バブル当時は、「含み」と言えば、「含み資産」(ヒドン・アセット)のことであり、(安く購入した)土地や株券を持っている事だったんだなあ、とあらためて実感します。
 その後、会計に時価評価制が導入され、土地や株券等は、時価で評価されるように改められました。
 しかし、最近の景気低迷でその扱いも一時的に停止されるかも知れません。
 含み損が帳簿に計上されれば、当然、会社の投資意欲は、減退し、そのことが、結果として、さらなる景気低下を招くからです。
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景気変動

「でも、どうして、景気って変動するのかしら?」


 「おっと。その声は、ともちゃん! 「DERIVE de ドライブ」担当じゃなかったのかい?」

 「「デライブ de ドライブ」は、ここんとこ、更新されないので、こっちに出てみたって言うわけ」

 「(あんたは、幽霊かい!) ま、いいけど。
 景気に限らず、変動しない現象というのは、実際のところ、無いんじゃないのかな。
 もし、変動しない現象があったとしたら、学者としては、調べる面白みがないでしょうしね。
 昔のギリシャの哲学者、ヘラクレイトスだったかな。
 「万物は流転する」と言っているでしょ。お釈迦様だって「すべての物は移ろいゆく、怠らず努めよ」とも言っている訳だしな」

 「そうね。
 人間の心臓だって振動していることで生命を維持しているのだから。止まったら、ハイそれまでよ、だものね」

 「やなことを言うのう。
 ま、事実だからしょうがないけどな。
 変動と振動とは、物理的には、違う。
 概念的には、変動の方が振動よりも広い概念だろう。
 しかし、振動と言っても単振動のように一定の周期で変動するものもあるけど、実際の振動現象は、たいてい、もっと、複雑で複数個の周期(かならずしも定数ではない)を持つだろう。
 このサブタイトルで「景気振動」と書かなかったのは、「振動」と書くと、どうしても、単一の規則的な振動のようにとらえられ勝ちなのでということだからだな」

 「そういえば、さっきの「日本経済入門」にも景気変動の章があるわね」(521P~)

 「うん。太陽黒点の増減と景気変動を結びつける理論についてだな。
 太陽の活動が盛んになるときは、黒点の数が増える。そのときは、太陽からのエネルギー量が増える。
 観測的には、この周期は、だいたい、11年なので、これが5倍で55年。
 ところが、一方、55年で景気が振動するというのは、「コンドラチェフ」サイクルと呼ばれていて、歴史的には、実証されていると言われている。
 この景気振動の根本的な原因が実は、太陽活動にあった、という説だということかな」

 「11年周期をジュグラー循環、4年周期:キチン循環、22年周期:クズネッツ循環ということなどが出ているわね。
 キチン循環を除くと、みんな11年周期の倍数だというのは、驚き!。
 今では、定説になっているわけではないの?」

 「経済は詳しくないから、よくは分からないのう。
 ただ、物理的には、景気変動の大きな原因の一つに太陽活動の周期的な振動があるというのは、もっともらしい。
 農業の生産量の変動の主因は、太陽であることは明白で、農業は、その他の産業の基礎になるとともに、私たちが生きていく上の食料としても欠かせないものでもあるわけだから。
 その他、地球上の海も含めて、あらゆる生命の活動に太陽活動の11年周期の影響があったとしても、不思議ではないのう」

 「そうだけど、実際は、世界各国の人々や政府、中央銀行、金融機関、会社等のさまざまなプレーヤーが市場等で、様々な方策をとるにもかかわらず、そうした周期が断固として存在するというのも不思議よね」

 「確かにね。プレーヤーが多数ということで一種のノイズのように、その効果がぼけてしまうのかも知れない。
 それに対して、太陽活動の影響は、外部からの強制振動の力として、働くからかな。
 このあたりは、どの程度、マクロ経済学で解明されているのかは、調べてみないと分からない」
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地球温暖化と太陽活動

「地球温暖化は、太陽活動の変動が原因であって、人間活動による炭酸ガスの増加が主原因ではないという説を記載したHPもあるわね」

 
「地球の表面温度は、太陽から受け取るエネルギー(大気や雲、地球磁場等の影響を受ける)、地球自身の内部からの発熱(主として自転による摩擦熱と内部の放射性物質からの発熱)、外部空間に放熱する量(こちらにも大気や雲の影響がある)とのバランスで決まることは、確かだから、地球の平均気温に太陽活動の変動の影響があることは確かだろうな」

 「平均気温が上昇したから、大地や海からの炭酸ガスの排出が増加したって、書いてあるわね」


 「もちろん、温度上昇により、大地や海から炭酸ガスの排出が増えることは、あるな。
 でも、それって、炭酸ガス自身の温室効果を軽視している話だ。
 人間活動で炭酸ガスの排出が急激に増えていることは、いくらなんでも否定できないだろう」

 「でも、どっちが大きい効果か、ということなんでしょ」

 「それはそうだが、仮に、太陽さんの効果がそれなりに大きいとしても、人間としては、できるだけ、炭酸ガスを出さない方がいいことだけは、確かじゃないのかのう。
 「地球日傘計画」に書いたように太陽から地球表面に届くエネルギー量をコントロールできない限り、人間が他にコントロールできる有効なパラメータがないから。
 前にも、ともちゃんに言ったが、科学的に証明されてから対策をとるというのでは、遅すぎるって事もある」

 「学者としては、科学的に証明されていないことをもとにして政策を立てるのは、おかしいという意見なんでしょ」

 「それは、理屈としては、分かる。
 でも、数学はともかくとして、物理やその他の学問で100%、真理であると証明できる理論は、案外、少ないと思う。
 実験と観測、そして最も確からしいと思われる理論を頼りにその日その日を生きていくしかしょうがないのう。
 冗談だけど、自分はどうして(なぜっていう意味じゃなくって、どのような機序(カラクリ)で自らの命が営まれているかという意味だけど)生きているのであろうかと、立ち止まって、考えているだけじゃ、おなかがすいて死んでしまぞ」

 「万物は振動する、すなわち、生きてるって振動することか!」
(ということで、今年は、ともちゃんがあちこちに出没します。いいかい? いいとも!
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終わりにあたって

 今回もご覧いただき、ありがとうございました。
 世界的な景気後退により、当面、苦しい時代が続きそうですが、なんとか、我々の英知で乗り切っていきたいものです。
 (あんたは、天皇陛下か? と、またまた、突っ込まれそうです。
 この文言こそ、お経と言われても仕方ありませんな。
 ホント、個人的な努力だけでは、どうにもならないことってあるのです。
 そう、お経にしても、どんな宗教の呪文にしても、人の力では、なしえないことを成し遂げたいという願望の表現ですから。「お経」という指摘は、その意味では、的を得ています)
 では、来月まで、どうか、お元気でお過ごしください。
 今後とも、ご愛読のほど、よろしく、お願いいたします。
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おまけ 裁判員制度 ハンタイ

幸いなことに、今年は、私のところには、裁判員候補者の通知は、届きませんでした。
 届いたら、断固、断るつもりでしたが、来ないのでは、断れませんな。(^^ゞ
 各地で反対されている方を心から応援いたします。
 社民党や国民新党も反対に回り、マスコミにも批判的な記事が散見されるようにもなりました。
 実際の活動時期になると、もっと、反対意見が強くなるでしょう。

 裁判官、検事、弁護士と3役がそろっているにも関わらず、何故、国民が、わざわざ、その手伝いに出ないといけないのか?
 そして、あまり、お金のことは言いたくはありませんが、少なからぬ費用がこのために支出されているはずです。
 麻生総理の医者に対する失言ではないけれど、「法律家って、常識がない人が多い!?」からでしょうか。
 ま、中には、常識が足りない人もいるとは思います。
 でも、参加する裁判員にも常識が欠けている人は、いるでしょう。
 そもそも、難しい司法試験と合格後の司法修習制度で、法律家に対する一定の資質を確保する仕組みがあるのではないですか? 

 常識なりが、彼らに不足しているなら、その仕組み自体を改良、改善すべきで、国民に助けを求めるのは、筋違いでしょう。
 法律と同様に専門知識が必要な教育や医療の分野では、さすがの文部科学省や厚生労働省も国民を学校での教育や病院での診療に参加させよう、という提案はしていませんな。
 これは、ま、当然でしょうが。それと比較して考えても、今回の裁判員制度は、オカシイことが分かります。
 さらに、実務的に考えても、素人の裁判員がいることが裁判に邪魔であるか、あるいは、いてもいなくても同じかのどちらかでしょう。
 すなわち、不要ということですな、という、子供でも分かる理屈を無視して、裁判員制度を強行するには、「裁判の迅速化」なり他の目的があるのではないでしょうか。
 でも、速ければいいって問題ではありませんね。
 迅速は、拙速に容易につながります。
 こういうことを「本末転倒」というのでしょう。
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「初笑い」クイズの答え

クイズの答は、中央から時計回りの順に、下記のとおりです。
モウ牛(モウゥシ=孟子)、損牛(ソンゥシ=孫子)、草牛(ソウゥシ=荘子)、老牛(ロウゥシ=老子)、小牛(コゥシ=孔子)、牧牛(ボクゥシ=墨子)でした。
丑年だけに、来る牛い(苦しい)オヤジギャグでしたな。
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